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自転車 世界一周への軌跡

どうバカ藩士が自転車で旅にでる!!

韓国DAY4

慶州→大邱

走行距離80㎞

 

なんとこのゲストハウスは朝食無料だそうだ。

自分で卵を焼いてトーストを作る。

目玉焼き5つにトースト6枚。欲張りのようだが、サイクリストにはこれぐらいのエネルギーが必要だ。必要ですよね??

 

同じ宿、同室の日本人さんと別れて8:30出発

 

しっかり走るのは今日で最後となる。自転車に適さない辛い道もあったが、ぜひ海外自転車ツーリングをしてみたい方は来てみてほしい。

 

街を出てしばらく走ったのち、制限速度80㎞のところを行かされそうになった。侵入禁止にはなっていなさそうだが回避したい。ちょっとの区間その道を走れば普通の道に戻る。そう思って行ってみようとおも思ったが、やはり安全第一。ちょっと早く大邱に着いたとて仕方ない。回避に決定だ。結局この判断が功を奏した。

 

多くの車はそちらのバイパスを通るので、私が走っている道には車はあまり来ない。路面状況も悪くなく自転車には大変ありがたい。さらにはマップでトンネルを通ることになっていたがそれも回避できた。日本でもそうだがトンネルはこわいのだ。そんなこんなで距離を稼ぎ、残り40㎞まできた。

 

残り40㎞はほぼサイクリングロードのみで大邱まで行けてしまう。サイクリングロード沿いには食べるところはないので、飲食店を探し始める。11時飲食店発見。

これは鍋屋さんだろうか。辛そうだが、店は他になさそうなのでここに決めた。店に入りてきとうに座り、てきとうに注文したいが、店員には英語も伝わらず(韓国では英語あまり伝わりません。)何を頼もうか困っていると、店員さんがスンドゥブと言った。聞き馴染みのある言葉を復唱し、注文はスンドゥブチゲに決まった。待ってる間も客は何組か訪れ、皆スンドゥブを注文していた。私の注文はあたりだったのかもしれない。

 

スンドゥブがやってきた。みるからに辛そうだ。実際、食べられないほどではないが、二、三口ごとに水で流し込み耐えながらなら食べられる。中には豆腐、豚ひき肉、卵が入っている。味は薄く豚のスープのようだ。

韓国人はなんて野菜をたくさん食べるんだろうか。付け合わせにキムチは必ずと言っていいほど付いてくる。しかもこれらの小鉢はおかわりし放題だ。貧乏学生にはありがたいだろう。

 

昼食を終え残りのサイクリングロードをひた走る。40㎞足をつく必要のない道。一部道が凹んだりはしているが申し分ない。そんな快適なサイクリングロードであるので、多くのサイクリストがいた。ローディーもたくさんいた。エスワークス、ジャイアントなどなど。

ところでこがないでも進んでいる自転車のような乗り物を見かけることがある。ベトナムにもいたが、それはもはやバイクなのではないのだろうか。

 

残り5㎞弱は市街地を走る。大邱の街に入ってきた。交通量も多くさすが韓国第3の都市といったところだ。都会は走りづらい。車道を走っていれば車の邪魔になり歩道は歩行者の邪魔になる。つくづく自転車の立場は弱いものだと思い知らされる。15:30頃宿到着。サッとシャワーを浴びて観光へ出かける。

 

まずは西門市場だ。魚介類、衣類、カバンなんでも売っている。私はお腹が空いていたので、トッポギと餃子の中身春雨のやつをいただいた。やはり韓国料理は何を食べても味が薄くあっさり目だ。韓国人はなんてヘルシー健康的なのだろう。

 

西門市場をめぐり終え、モノレールと地下鉄を乗り継ぎコプチャン通りを目指す。が、モノレールでチケットの買い方が分からず困っていると韓国人のアニキが助けてくれた。しかも日本語を喋り丁寧に対応してくれた。まさかどこまで乗っても運賃が同じだったとは。私も日本で外国人が困っていれば助けてあげたいものだ。

 

コプチャンとは豚ホルモンのことだ。コプチャン通りには焼肉屋が連なっている。さぞ、人も多いだろうと思って行ったが、ほとんど人はいない。少し拍子抜けだった。

どの店に入ろうか考えながら歩く。こういうときいろいろ基準がある。1客が他にいること。2多少は清潔感のあるところ。3入りやすそうなところ。

結局入った店は3つの基準をクリアしていた。

 

入ってまずは、クレジットカードが使えるかどうかの確認だ。現金は残り少なく、支払いできません!ところなっては困る。店員にクレジットカードは使えますかと英語で聞いてみるが伝わらない。実際にカードを見せてなんとか通じてカードも使用できそうだ。座るやいなや台湾人か?と聞かれた。確かにメガネをかけた私の姿は台湾人のようだと自認している。それを他人に認められたようで少し嬉しかった。

 

メニューは壁にかかっているが、全てハングルで何を頼めばいいか分からない。店員と私、言葉の通じない同士喋っていると、奥から卓上メニューを持ってきた。どうやらおすすめお肉2種をもってきてやるよ!と言ってある。日本語も書かれており、そのメニューを見せてくれよ!と言いたいところだったが下げられてしまった。(このときビールも頼んだが、最後まで出てくることはなかった。)

 

トイレに行っている間に肉を焼き始められていた。2種しかないのに、1つ目を全て焼く暴挙。できれば交互に楽しみたいものだ。

味の方はかもふかもない。ホルモンだが脂っぽいということはなく、肉の旨みも少ない。若干臭い。チーズもマーガリンが入っているのかやけに乳臭くあまり肉にあっていなかった。チーズに肉をつけて食べる韓国っぽいことはできたのでヨシ!

肉がものすごい量。終盤はお腹いっぱいで、なんとか食い切れるよう口に運ぶ作業と化していた。3000円弱とられたが、満腹にはなった。あれは2人で1人前を食べてもちょっと多いぐらいだろう。

 

コプチャン通りを終え、宿に帰るのだが、時間はまだ19時。電車に乗っては早く着き過ぎてしまう。行きは電車に乗ってきた道のりを歩くことにした。約1時間かかるが、街を見る観光として歩くのもいいものだ。おかげでいくつか面白い発見もあった。

 

 

 

宿に着いてシャワーを浴びてあとは寝るだけ。

明日は電車で釜山へ帰る。

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